ユーロ/円は2010年から続くギリシャショックで値動きが激しいですが、長期的には下落するので稼ぎやすいです。

FXにおけるユーロの特徴

レバレッジをかけることで少ない投資で大きな金額の取引が可能になることが魅力で、FXを始める人が増えています。短期、中期、長期それぞれの投資スタイルに合わせた戦略が組める自由度の高さも、FXの魅力の一つです。 こうしたFXにおいて、ドルと並んで人気が高い通貨がユーロです。ユーロ(EUR)はヨーロッパ17カ国で利用されている通貨で、欧州の基本通貨となっています(EUに加盟しながらユーロを使用しないイギリス、スウェーデンなどの例外はあります)。 ユーロはドルの次に世界での取引量の多い通貨であり、格付けも高い”安定度の高い通貨”として見られていました。現在、ギリシャの経済破綻とその救済のプロセスの中でユーロの信頼度は非常に揺らいでおり、さらにギリシャに続く形で経済破綻が近いとされる数カ国もまだ潜んでいることからも、ユーロの通貨としての信頼度は以前よりはやや下がっていると見る声もあります。 ですが、依然としてユーロの経済規模は極めて大きく、世界経済におけるユーロの地位自体は今後も大きく損なわれることは無いと考えるのが一般的です。第2の基軸通貨としての地位も今後も変わらないでしょう。 ユーロはドルのアンチテーゼとしての役割があり、ドルの動きに対してほぼ反対の値動きをするという特徴があります。ですが、これはそれぞれの通貨価値を比較した場合の話であり、FXをする上で円と絡めたペアにした場合は、その限りではありません。 ユーロ円の値動きは、他の円を絡めた通貨ペア(クロス円)の値動きを先導する役割を担っているのが、円をからめたFXにおけるユーロの特徴です。 ドルとユーロが互いに異なる値動きをしている場合でも、ユーロ円、ドル円は基本的にはほぼ同じような値動きで推移します。 そのため、FXにおいてドル円のリスクヘッジとしてユーロ円を使うことはあまり現実的ではありません。 また、金利面でもユーロは円と比較すると高めの金利で推移しているものの、スワップポイント狙いで長期保持するには向いていません。 それは値動きがドル円と並んで比較的激しい部類に属するため、よほど余裕のある保証金を用意しておくか、レバレッジを下げておかないとロスカットの対象になる可能性があるためです。また、それだけの投資をしても得られるスワップポイントはあまり多くありません。 ただし、世界経済の動向、または欧州各国、特にドイツ、フランスなどのEU内のGDPを多く占める国の経済動向対して素直な値動きを示すため、短期、中期のトレンドは読みやすいという特徴があります。スイングトレードをする人にとっては比較的投資しやすい通貨と言えます。

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